平成30年度診療報酬改定(答申)
Top 最終更新日 2018/02/09
  平成30年4月改正 歯科・青本もどき

■ 180209: 療養担当規則の改正部分

★ 平成30年2月7日(水): 中医協(答申)

■ 1 歯科初診料 234点 → 237点

注1 1については、歯科外来診療における院内を行った場合に算定する。感染防止対策につき別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関において、初診を行った場合に算定する。この場合において、当該届出を行っていない保険医療機関については、226点を算定する。

注9 【外来環境加算】 1及び2については、別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関において、歯科外来診療の総合的な歯科医療環境の体制整備に係る取組を行った場合は、それぞれ歯科外来診療環境体制加算1又は歯科外来診療環境体制加算2として、初診時1回に限り23点又は25点を所定点数に加算する。 

■ 1 歯科再診料 45点 → 48点

注1 1については、区分番号A000に掲げる再診を行った場合に算定する。初診料の注1に規定する歯科外来診療における院内感染防止対策につき別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関において、再診を行った場合に算定する。この場合において、当該届出を行っていない保険医療機関については、41点を算定する。

注8 【外来環境加算】 1及び2については、区分番号A000に掲げる初診料の注9に規定する歯科外来診療環境体制加算に係る施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関において、歯科外来診療の総合的な歯科医療環境の体制整備に係る取組を行った場合は、それぞれ再診時歯科外来診療環境体制加算1又は再診時歯科外来診療環境体制加算2として、3点又は5点を所定点数に加算する。

【初診料の注1に規定する施設基準】
[施設基準]
当該保険医療機関において、院内感染防止対策が行われていること。
感染症対策等の院内感染防止対策に係る研修を修了した常勤の歯科医師が1名以上配置されている
こと。
口腔内で使用する歯科医療機器等に対する、患者ごとの交換や専用の機器を用いた洗浄・滅菌処理を徹
底する等の十分な感染症対策を講じていること。
感染症患者に対する歯科診療に対応する体制を確保していること。
院内感染防止対策に関する研修を定期的に受講していること。
当該保険医療機関の見やすい場所に、当該医療機関で取り組んでいる院内感染防止対策等、歯科診療に
係る医療安全対策を実施している旨の院内掲示を行っていること。
院内感染防止対策等の体制を地方厚生局長等に報告していること。
[経過措置]
イ砲弔い討亙神31年3月31日までは要件を満たしているものとして 取り扱う。
※ 地域歯科診療支援病院歯科初診料については、現行の施設基準に同様の基準を追加

【歯科外来診療環境体制加算】25点 → 【歯科外来診療環境体制加算1】(名称変更) 23点
【再診時歯科外来診療環境体制加算】5点 → 【再診時歯科外来診療環境体制加算1】(名称変更)3点
[対象施設]
地域歯科診療支援病院初診料の施設基準を届け出ていない歯科医療機関
[施設基準]
(1) 偶発症に関する緊急時の対応、医療事故等の医療安全対策に係る研修を修了した常勤の歯科医師が1名以上配置されていること。
(中略)
(5) 口腔内で使用する医療歯科医療機器等について、患者ごとの交換や、専用の機器を用いた洗浄・滅菌処理を徹底等十分な感染症対策を講じていること。【削除】
(6)感染症患者に対する歯科診療について、ユニットの確保等を含めた診療体制を常時確保していること。【削除】
(中略)
(5) 当該保険医療機関の見やすい場 所に、緊急時における連携保険医療 機関との連携方法やその対応等、歯科診療に係る医療安全管理対策を 実施している旨の院内掲示を行っ ていること。
 
【歯科外来診療環境体制加算2】25点【新設】
【再診時歯科外来診療環境体制加算2】5点【新設】
[対象施設]
地域歯科診療支援病院歯科初診料の施設基準を届け出ている歯科医療機関
[経過措置]
平成30年9月30日までの間における区分番号A000の1については、「237点」とあるのは「234点」、同注9については、「23点又は25点」とあるのは「25点」、区分番号A002の1については、「48点」とあるのは、「45点」、同注8については、「3点又は5点」とあるのは「5点」とする 

■ 歯科疾患管理料

・ 周術期関連の注が増えたみたいですねぇ。

注11 別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合 しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関において、別の保険医療機関(歯科診療を行うものを除く。)から歯科治療における総合的医療管理が必要な患者であるとして文書による診療情報の提供を受けたものに対し、必要な管理及び療養上の指導等を行った場合は、総合医療管理加算として、50点を所定点数に加算する。

注12 口腔機能の発達不全を有している15歳未満の患者に対して、口腔機能の獲得を目的として、患者等の同意を得て、当該患者の口腔機能評価に基づく管理計画を作成し、療養上必要な指導を行った場合は、小児口腔機能管理加算として、100点を所定点数に加算する。

注13 口腔機能の低下を来している患者に対して、口腔機能の回復又は維持を目的として、患者等の同意を得て、当該患者の口腔機能評価に基づく管理計画を作成し、療養上必要な指導を行った場合は、口腔機能管理加算として、100点を所定点数に加算する。

■ 【歯科治療総合医療管理料()】 → 【歯科治療時医療管理料】(名称変更)

[算定要件]
(1) 歯科治療時医療管理料(在宅患者 歯科治療時医療管理料)は、高血圧 性疾患、虚血性心疾患、不整脈、心 不全、脳血管障害、糖尿病、喘息、慢性気管支炎、甲状腺機能障害、甲 状腺機能亢進症、副腎皮質機能不全、 てんかん、慢性腎不全(透析患者に 限る。)、人工呼吸器を装着してい る患者又は在宅酸素療法を行ってい る患者に対して、歯科治療時における患者の全身状態の変化等を把握す るため、患者の血圧、脈拍、経皮的 酸素飽和度を経時的に監視し、必要 な医療管理を行った場合に算定する。

【追加病名】、糖尿病、喘息、慢性気管支炎、甲状腺機能障害、甲 状腺機能亢進症、副腎皮質機能不全、てんかん、慢性腎不全(透析患者に 限る。)、人工呼吸器を装着してい る患者又は在宅酸素療法を行ってい る患者 。

■ B011 診療情報連携共有料120点

注1 歯科診療を行うに当たり全身的な管理が必要な患者に対し、当該患者の同意を得て、別の保険医療機関(歯科診療を行うものを除く。)で行った検査の結果、投薬内容等の診療情報について、当該別の保険医療機関に文書により提供を求めた場合に保険医療機関ごとに患者1人につき、診療情報の提供を求めた日の属する月から起算して3月に1回に限り算定する。

注2 区分番号B009に掲げる診療情報提供料()(同一の保険医療機関に対して紹介を行った場合に限る。)を算定した月は、別に算定できない。 

■ 訪問診療

1 歯科訪問診療1 866点 → 1036点
2 歯科訪問診療2 283点 → 338点
3 歯科訪問診療3 120点 → 175点

注4 1から3までを算定する患者(歯科訪問診療料の注13に該当する場合を除く。)について、当該患者に対する診療時間が20分未満の場合は、それぞれの所定点数の100分の70に相当する点数により算定する。ただし、次のいずれかに該当する場合は、この限りではない。

イ 1について、当該患者の容体が急変し、やむを得ず治療を中止した場合又は当該患者の状態により20分以上の診療が困難である場合

ロ 2について、当該患者の容体が急変し、やむを得ず治療を中止した場合

・ 在宅患者等急性歯科疾患対応加算は削除?

■ D003−2 口腔内写真検査: 削除

■ 歯周病患者画像活用指導料 10点

[対象患者]
歯周病に罹患している患者

[算定要件]
(1) 歯周疾患に罹患している患者に対して歯周病検査を実施する場合において、継続的な管理を行うに当たって必要な口腔内カラー写真を撮影し、当該写真を活用して、患者又はその家族等に対し療養上必要な指導を行った場合に算定する。
(2) 1回につき口腔内カラー写真を2枚以上撮影した場合は、2枚目からは1枚につき10点を所定点数に加算し、5枚目までを限度に算定する。
(3) 歯科疾患管理料、周術期等口腔機能管理料()、周術期等口腔機能管理料()、周術期等口腔機能管理料()、歯科特定療養管理料、歯科疾患在宅療養管理料、在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理料又は小児在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理料のいずれかの管理料を算定していること。
(4) 写真撮影に係る費用は所定点数に含まれ別に算定できない。
(5) 撮影した口腔内カラー写真は、診療録に添付又はデジタル撮影した画像を電子媒体に保存して管理する。

■ D011−2 咀嚼能力検査(1回につき)140点 【新設】

■ D011−3 咬合圧検査(1回につき)130点 【新設】

■ H001−2 歯科口腔リハビリテーション料1(1口腔につき)
1 有床義歯の場合
イ ロ以外の場合 100点 → 104点
ロ 困難な場合 120点 → 124点
2 舌接触補助床の場合 190点 → 194点
3 その他の場合 485点 → 189点

■ H001−3 歯科口腔リハビリテーション料2(1口腔につき) 50点 → 54点

■ I006 感染根管処置(1歯につき)
1 単根管 144点 → 150点
2 2根管 294点 → 300点
3 3根管以上 432点 → 438点

■ I008 根管充填(1歯につき)
1 単根管 68点 → 72点
2 2根管 90点 → 94点
3 3根管以上 110点 → 114点

■ I011 歯周基本治療
1 スケーリング(3分の1顎につき) 66点 → 68点

■ I017 床副子 → 口腔内装置(名称変更)
1 簡単なもの 650点 → 1 口腔内装置1 1500点
2 困難なもの 1500点 → 2 口腔内装置2 800点
3 著しく困難なもの 2000点 → 3 口腔内装置3 650点
4 摂食機能の改善を目的とするもの(舌接触補助床) 削除?

注 顎関節治療用装置、歯ぎしりに対する口腔内装置又はその他口腔内装置を製作した場合に当該製作方法に係る区分に従い、それぞれ所定点数を算定する。

■ I017−1−2 睡眠時無呼吸症候群に対する口腔内装置(1装置につき) 【新設】
1 睡眠時無呼吸症候群に対する口腔内装置1 3000点
2 睡眠時無呼吸症候群に対する口腔内装置2 2000点
注 睡眠時無呼吸症候群に対する口腔内装置を製作した場合に、当該製作方法に係る区分に従い、それぞれ所定点数を算定する。

■ I017−1−3 舌接触補助床(1装置につき) 【新設】
1 新たに製作した場合 2500点
2 旧義歯を用いた場合 1000点

■ I017−1−4 術後即時顎補綴装置(1顎につき) 2500点 【新設】

■ I019 歯冠修復物又は補綴物の除去(1歯につき)
1 簡単なもの 16点 → 20点
2 困難なもの 32点 → 36点
3 著しく困難なもの 54点 → 60点

■ I029−3 口腔粘膜処置(1口腔につき) 30点 【新設】

注 別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関において、レーザー照射により当該処置を行った場合に算定する。ただし、2回目以降の口腔粘膜処置の算定は、前回算定日から起算して1月経過した日以降に行った場合に限り、月1回に限り算定する。

■ I030 機械的歯面清掃処置(1口腔につき)

【注の見直し】

注1 区分番号B000−4に掲げる歯科疾患管理料、区分番号B002に掲げる歯科特定疾患療養管理料又は区分番号C001−3に掲げる歯科疾患在宅療養管理料を算定した患者のうち、主治の歯科医師又はその指示を受けた歯科衛生士が、歯科疾患の管理を行っているもの(区分番号I029に掲げる周術期等専門的口腔衛生処置、区分番号C001に掲げる訪問歯科衛生指導料又は区分番号N002に掲げる歯科矯正管理料を算定しているものを除く。)に対して機械的歯面清掃を行った場合は、2月に1回に限り算定する。ただし、区分番号A000に掲げる初診料の注6、区分番号A002に掲げる再診料の注4若しくは区分番号C000に掲げる歯科訪問診療料の注6に規定する加算を算定する患者又は妊婦については月1回に限り算定する。

注2 区分番号B000−4に掲げる歯科疾患管理料の注10に規定する加算、区分番号I011−2に掲げる歯周病安定期治療()、区分番号I011−2−2に掲げる歯周病安定期治療()又は区分番号I029−2に掲げる在宅等療養患者専門的口腔衛生処置を算定した月は算定できない。

注3 当該処置を算定した翌月は、算定できない。【削除】

■ I031 フッ化物歯面塗布処置(1口腔につき)
1 う蝕多発傾向者の場合 100点 → 110点
2 在宅等療養患者の場合 100点 → 110点
3 エナメル質初期う蝕に罹患している患者の場合 120点 → 130点

■ J000 抜歯手術(1歯につき)
2 前歯 150点 → 155点
3 臼歯 260点 → 265点

■ J063 歯周外科手術(1歯につき) → 歯周外科手術
注6 1から5まで及び6のイからハまでについては1歯につき算定し、6のニ及びホは手術野ごとに算定する。

■ M002−2 支台築造印象(1歯につき) 30点 → 32点

■ M003 印象採得
1 歯冠修復(1個につき)
イ 単純印象 30点 → 32点
ロ 連合印象 62点 → 64点
2 欠損補綴(1装置につき)
イ 単純印象
(1)  簡単なもの 40点 → 42点
(2)  困難なもの 70点 → 72点
ロ 連合印象 228点 → 230点
ハ 特殊印象 270点 → 272点
ニブリッジ
(1)  支台歯とポンティックの数の合計が5歯以下の場合 280点 → 282点
(2)  支台歯とポンティックの数の合計が6歯以上の場合 332点 → 334点
ホ 口蓋補綴、顎補綴
(1) 印象採得が困難なもの220点 → 222点
(2) 印象採得が著しく困難なもの 400点 → 402点
3 副子(1装置につき) 40点 → 42点

■ M006 咬合採得
1 歯冠修復(1個につき) 16点 → 18点
2 欠損補綴(1装置につき)
イ ブリッジ
(1) 支台歯とポンティックの数の合計が5歯以下の場合 74点 → 76点
(2) 支台歯とポンティックの数の合計が6歯以上の場合 148点 → 150点
ロ 有床義歯
(1) 少数歯欠損 55点 → 57点
(2) 多数歯欠損 185点 → 187点
(3) 総義歯 280点 → 283点

■ M009 充填(1歯につき)
1 充填1
イ 単純なもの 102点 → 104点
ロ 複雑なもの 154点 → 156点
2 充填2
イ 単純なもの 57点 → 59点
ロ 複雑なもの 105点 → 107点

M014 ジャケット冠 【削除】

M015 硬質レジンジャケット冠
(1歯につき) → 非金属歯冠修復(1個につき)【名称変更】
1 レジンインレー
イ 単純なもの 104点
ロ 複雑なもの 156点
2 硬質レジンジャケット冠 768点

M017 ポンティック(1歯につき)
【注の見直し】
注 レジン前装金属ポンティックを製作した場合は、その部位に応じて次に掲げる点数を所定点数に加算する。
イ 前歯部の場合 746点
ロ 小臼歯部の場合 200点
ハ 大臼歯部の場合 50点

注2 金属裏装ポンティックは、320点を所定点数に加算する。 【削除】

■ M018 有床義歯
1 局部義歯(1床につき)
イ 1歯から4歯まで 576点 → 584点
ロ 5歯から8歯まで 708点 → 718点
ハ 9歯から11歯まで 940点 → 954点
ニ 12歯から14歯まで 1364点 → 1382点
2 総義歯(1顎につき) 2132点 → 2162点

■ M019 熱可塑性樹脂有床義歯
1 局部義歯(1床につき)
イ 1歯から4歯まで 662点 → 652点
ロ 5歯から8歯まで 890点 → 878点
ハ 9歯から11歯まで 1108点 → 1094点
ニ 12歯から14歯まで 1732点 → 1712点
2 総義歯(1顎につき) 2752点 → 2722点

■ M020 鋳造鉤(1個につき)
1 双子鉤 240点 → 246点
2 二腕鉤 222点 → 228点

■ M021 線鉤(1個につき)
1 双子鉤 206点 → 212点
2 二腕鉤(レストつき) 146点 → 152点
3 レストのないもの 126点 → 132点

■ M021−2 コンビネーション鉤(1個につき) 226点 → 232点

■ M022 フック、スパー(1個につき)
【名称変更】
フック、スパー 103点 → 間接支台装置 109点

■ M023 バー(1個につき)
1 鋳造バー 444点 → 450点
2 屈曲バー 254点 → 260点

■ M026 補綴隙(1個につき) 50点 → 60点

■ M029 有床義歯修理(1床につき) 234点 → 240点

■ M030 有床義歯内面適合法
1 硬質材料を用いる場合
イ 局部義歯(1床につき)
(1) 1歯から4歯まで 210点 → 216点
(2) 5歯から8歯まで 260点 → 268点
(3) 9歯から11歯まで 360点 → 370点
(4) 12歯から14歯まで 560点 → 572点
ロ 総義歯(1顎につき) 770点 → 790点
2 軟質材料を用いる場合(1顎につき) 1400点 → 1200点

注3 1については、保険医療材料料(人工歯料を除く。)は、所定点数に含まれる。

注4 2については、別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関において、患者の求めに応じて、有床義歯を預かった当日に間接法により有床義歯内面適合法を行い、当該義歯を装着した場合は、歯科技工加算1として、1顎につき50点を所定点数に加算する。

注5 2については、別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関において、患者の求めに応じて、有床義歯を預かって、間接法により有床義歯内面適合法を行い、預かった日の翌日に当該義歯を装着した場合は、歯科技工加算2として、1顎につき30点を所定点数に加算する。

■ 編集中

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