ペースメーカー
Top 最終更新日 2018/07/14
   

■ ペースメーカー使用者への歯科機器使用時の注意点

 歯科用電子機器のうち、ペースメーカーの動作に影響を与える機器は、(1)漏洩する外部漏洩電磁界によりペースメーカーに影響を与えるもの、及び(2)直接口腔内に接して通電することにより影響を与えるものに大別されます。基本的な対策としては、(1)では「電源部、整流回路を患者から十分に離して使用する」、(2)では「原則的には使用を避ける。使用する場合には回路を形成し、操作タイミングに注意する」とされています。

・ 歯科用レーザー: これら歯科用レーザー機器は、ペースメーカーまたはICDに影響を及ぼす可能性は低いと考えられます。

・ 高周波メス、超音波スケーラー、可視光線照射器: 動作時に漏洩電磁界測定値にペースメーカーの動作に障害を発生させる可能性が考えられる値が検出されましたが、実際の診療に使用する距離で測定すると、ペースメーカーの動作に影響を与えない程度に減弱することが確認されました。このことは、電子機器と心臓ペースメーカーの距離が重要であることを示しています。

・ 根管長測定器や歯髄診断器、及びイオン導入装置: ペースメーカー患者に対して影響はないと報告されています。しかし、イオン導入装置はペースメーカーの波形の変化と不整脈を引き起こす結果が出ており、ペースメーカー使用患者に対して用いるべきではないことが示されています。

【デンタルダイヤモンドより】 http://www.dental-diamond.jp/qa/12/ippan1210.html 

統計表示