保険診療マニュアル
Top 最終更新日 2017/08/30
   

Topics     文書の発行 その他
診察料 指導管理料 在宅医療 検 査 画像診断
投薬・注射 リハビリテーション 処 置 手 術 麻 酔
放射線治療 歯冠修復欠損補綴 医用準用点数 老人特掲診療料 その他の治療
その他 治療方針の法令 カルテの作成 レセプトの請求事務 私費・指導
病 名   領収書・明細書 オンライン請求 参考資料集
 Topics

★ 111215: 審査の現状
・ レセ電及び手書きレセの蓄積を開始している。(手書きレセは各地域拠点センターでOCR取り込み)

★ 111215: 処置と日付のリンク対策。平成24年4月開始。
・ 例) 二度目の歯周検査はスケーリン後、一週間程度開けるとか、SRPや歯周外科後の検査は一ヶ月程度様子を見てから等。

★ 111215: 突合点検、縦覧点検
・ 突合点検の強化: 平成24年2月のレセから
・ 縦覧点検の強化: 平成24年2月のレセから(縦覧は1初診単位)。前月までに審査したレセに疑義が生じた場合には保険者に所定の手続きをし、支払い基金に戻して再度審査する。

★ 110507: 被災者医療の延長
5月末までの予定で行われていたいわゆる被災者への医療支援が平成24年2月末まで延長されることが決定しました。なお一部取扱いに変更がありますから注意が必要です。
・ 7月以降は、「被保険者証」「保険者が発行する免除証明書」が必要。

 診察料 

【外来診療環境体制加算】
・ 1日2度来院の場合には2回とも外来診療環境体制加算の算定可【平成24年4月改正疑義解釈その1
※ 電話再診の場合は?
・ 外来診療環境体制加算は、初診料の算定がない場合は算定できない【平成20年4月改正疑義解釈その2
・ 歯科外来診療環境体制加算に係る施設基準にある「歯科用吸引装置」とは薬事法上の承認を受けた口腔外の歯科用の吸引機能を有する装置をいい、口腔内吸引装置をいうものではない【平成20年4月改正疑義解釈その1

【歯科訪問診療料】
・ 歯科訪問診療時にやむを得ず治療を中止し、20分未満であっても歯科訪問診療料が算定できるのは、「治療中に患者の容体が急変し、医師の診察を要する場合」等【平成24年4月改正疑義解釈その1

【明細書発行体制等加算】
・ 明細書が不要である旨申し出た患者に対しても明細書発行体制等加算を算定可【平成22年4月改正疑義解釈その1
・ 個別の点数がわかるように必要な情報を付したうえで交付していれば、レセプトでも差し支えない【平成22年4月改正疑義解釈その1

 指導管理料

【機械的歯面清掃】
・ 同一初診中に歯管の算定があれば、当月に歯管の算定がなくても機械的歯面清掃は算定可【平成24年4月改正疑義解釈その2
・ 機械的歯面清掃処置とスケーリングの同日算定可【平成24年4月改正疑義解釈その1

【義歯管理料】
# Dul病名のみで義管の算定は不可。 ⇒ 義歯不適Dul、義歯不適、の病名で。

【歯科衛生実地指導料】
・ 原則として、実日数1日で抜歯を行った場合、他部位においてう蝕や歯周疾患に係る病名がある時は、歯科衛生実地指導料の算定を認める。【審査情報提供事例(支払基金)
・ 原則として、初診月において、「G」病名のみで歯周病検査の算定がない場合であっても、歯科衛生実地指導料の算定を認める。【審査情報提供事例(支払基金)
・ 原則として、「ダツリ,C」病名で、う蝕処置と再装着のみで治療が終了する場合の歯科衛生実地指導料の算定を認める。【審査情報提供事例(支払基金)

【歯科疾患管理料】
・ 文書の発行について
・ 欠損の病名のみで局部床義歯を作製する場合は歯管の算定不可。(101206:疑義解釈7)
・ 診療が1日で終了し、継続的な管理が必要でない場合は歯管の算定不可。(101206:疑義解釈7)
・ 原則として、診療開始日から4か月以上経過した患者に対して、「G」病名のみで、歯科疾患管理料のみの算定を認める。【審査情報提供事例(支払基金)
※ つまり3カ月以内に歯管の紙の交付がなされなくても歯管の算定が可能であることを示す。
・ 原則として、他の病名がなく、永久歯の抜歯手術以外の処置がない場合、歯科疾患管理料の算定を認める。【審査情報提供事例(支払基金)

# 2回目以降の歯科疾患管理料が算定できる期間は「3カ月以内」
# P病名にて歯管を算定していた症例で、途中患者の都合により未来院となり、3カ月後に再来院し継続治療を行う場合には、その後の歯管の算定は可能か? ⇒ 不可。初診を起こす。
# 三叉神経痛、非定型顔面痛、顔面外傷及び顎骨骨折などの口腔外科疾患で歯科疾患管理料の算定は可。

【周術期口腔機能管理計画策定料・周術期口腔機能管理料】
・ う蝕や歯周病等がない場合等については、当面は「術後合併症」という傷病名を用いて算定して差し支えない【平成24年4月改正疑義解釈その1
・ 術前に周術期口腔機能管理計画を策定せずに、術後に当該計画を策定した場合に、周術期口腔機能管理計画策定料を算定しても差し支えない【平成24年4月改正疑義解釈その1
・ 周術期口腔機能管理における管理計画書や管理報告書について、特に定められた様式は無く、通知に記載された内容が含まれていれば可【平成24年4月改正疑義解釈その1

【診療情報提供料】
・ 抜歯の前の基礎疾患の病状、投薬状況の照会の文書 ⇒ 診療情報提供(機砲了残衂垈

 検 査

【顎運動関連検査】
# 咬合採得と同時算定でない顎運動関連検査の算定可。【審査情報提供事例(支払基金)

【歯周病部分的再評価検査】
・ 歯周外科手術後は「歯周病部分的再評価検査」「歯周病検査」のどちらを算定しても可【平成24年4月改正疑義解釈その1

【平行測定】
・ 臼歯部の接着ブリッジの平行測定検査は算定可【平成24年4月改正疑義解釈その2

 画像診断

【パノラマ】
# 混合歯列期において永久歯歯胚確認のためのパノラマの算定は不可。

 投薬・注射

【処方】
# ジスロマックは2回の処方不可。

【処方病名】
・ 原則として、「亜脱臼」又は「歯の亜脱臼」病名で、投薬の算定を認める。【審査情報提供事例(支払基金)
※ 具体的な適応病名って「歯痛」?

【疼痛に対する処法】
・ 原則として、「P」病名のみで、スケーリング実施後に出現した疼痛に対する鎮痛剤の算定を認める。【審査情報提供事例(支払基金)

【薬剤情報提供料】
# 処方の変更による薬情の算定
1回目 抗生剤(内服)+鎮痛剤(頓服)
2回目 抗生剤(内服)+外用薬
3回目 鎮痛剤(頓服)
この場合には3回とも薬情算定可。

 処 置

【う触処置】
・ コアの印象の際、う触の算定不可。(101206:厚生労働省疑義解釈7)
・ 同一歯にう触処置は何回まで算定可能か? ⇒ 回数の制限は無いが、、、。

【う触時即時形成】
・ 原則として、再度初診となった場合、前回充填した同一部位に対し、6か月以内の再度のう蝕歯即時充填形成の算定を認める。【審査情報提供事例(支払基金)

【金属小釘】
・ 原則として、う蝕歯即時形成に伴う充填に際し、金属小釘を用いた場合は、金属小釘料の算定を認める。【審査情報提供事例(支払基金)

【咬合調整】
・ X線の無い、「咬合性外傷」病名での歯冠形態修正による咬合調整の算定可。【審査情報提供事例(支払基金)

【暫間固定】
・ 原則として、外傷による歯の亜脱臼の場合は、「亜脱臼」又は「歯の亜脱臼」病名で暫間固定「困難なもの」の算定を認める。【審査情報提供事例(支払基金)

【歯周基本治療】
・ 原則として、一連の歯周病治療終了後、一時的に病状が安定した状態にある患者に対し、再度のSRPを繰り返し一定間隔で行うことを認める。【審査情報提供事例(支払基金)

【歯周疾患処置】
・ 原則として、歯周疾患による急性症状時に症状の緩解を目的として、歯周ポケット内へ特定薬剤の注入を行い、歯周疾患処置を算定した場合に、同時に抗生剤を投薬した場合の費用の算定についても認める。【審査情報提供事例(支払基金)
※ 同時算定はダメという話しがあったが、OKみたいですね。
・ 原則として、同一診療月で同一歯に対して、「P急発」病名で歯周疾患処置のみを行い、後日抜歯に至った場合、当該歯周疾患処置の算定を認める。【審査情報提供事例(支払基金)

【歯周病安定期治療】
・ 歯周病安定期治療に咬合調整は含まれる【平成20年4月改正疑義解釈その2

【歯周病検査】
・ 原則として、「歯石沈着症(ZS)」病名のみに対しては、歯周病検査の算定は認めない。【審査情報提供事例(支払基金)

【歯髄保護処置】
・ 窩洞形成(KP)と同日に歯髄保護処置の間接歯髄保護処置の算定可。(101206:厚生労働省疑義解釈 その7)
・ 原則として、同月内で「C→Pul」の移行病名で、間接歯髄保護処置後、抜髄を行った場合、それぞれの算定を認める。【審査情報提供事例(支払基金)

【スケーリング】
・ スケーリングは歯周病に罹患している部位に対して適切に実施するものである(必ずしも全顎とは限らない)【平成20年4月改正疑義解釈その2

【知覚過敏処置】
・ 原則として、同一診療月で同一歯において、「P」及び「Hys」病名で知覚過敏処置のみを行い、後日抜歯に至った場合、当該知覚過敏処置の算定を認める。【審査情報提供事例(支払基金)

★ 歯周病安定期治療

# 点数算定: 
# 算定間隔: 前回開始月の翌月の初日から起算して2月を経過した日以降に行う。【01/10に行った場合には、02/01から起算して2ヶ月経過した04/01以降に算定する。(3ヶ月後の月初め)】
# 算定時期: 一連の歯周病治療終了後、一時的に病状が安定した状態にある患者に対して。
# 算定対象: 「歯管」を算定している患者で「中程度の歯周病」患者で、「歯周基本治療」等の終了後。
# 中程度以上とは: 「骨吸収が根の長さの3分の1以上」、「歯周ポケットは4ミリメートル以上」、「根分岐部病変を有する」もの。
# 一時的に症状が安定した状態とは: 検査結果において、歯周組織の多くの部分は健康であるが、一部分に病変の進行が停止し症状が安定していると考えられる深い歯周ポケット、根岐部病変の残存、歯の動揺が認められる状態。
# 包括内容: プラークコントロール、スケーリング、スケーリング・ルートプレーニング、咬合調整及び機械的歯面清掃等。
# レセプト記載: 歯周病安定期治療の内容及び実施年月日を記載
# その他: 
 。亠淅等に対する、薬剤注入処置の場合は、「P処10点は算定不可」で「薬剤料」のみの算定。(厚生労働省疑義解釈 その2 平成20年5月9日)
◆〇担峺把蟷残蟆帖(青本)
 咬合調整は所定点数に含まれる。(厚生労働省疑義解釈 その2 平成20年5月9日)
・ 前回の来院から期間があいて歯管の算定が出来ない場合にはSPTの算定も不可。

# SPTについて

★ 歯周基本治療処置

I011−3 歯周基本治療処置(P基処)(1口腔につき) 10点 2010/04新設
注1 区分番号I011に掲げる歯周基本治療を行った部位に対して、薬剤等により歯周疾患の処置(区分番号I010に掲げる歯周疾患処置を除く。)を行った場合に、月1回に限り算定する。

※ 平成22年4月点数改正・疑義解釈(その1)
(問24) 歯周基本治療処置は、歯周基本治療を行った部位に対して、歯周基本治療と同日に算定して差し支えないか。
(答) 差し支えない。

☆ 歯ぎしり防止のための咬合床: 印象(単純)+咬合算定不可+床副子(1500)+装着料(100)+調整料算定不可

【シーラント】
・ 年齢別のシーラントの適応: 6番(16才未満)、その他(20才未満)

【乳幼児う蝕薬物塗布処置】
・ 原則として、著しく歯科診療が困難な者に対し、永久歯の前歯に対する乳幼児う蝕薬物塗布処置の算定を認める。【審査情報提供事例(支払基金)
・ 乳歯列のCでF塗布で薬物塗布(サホライド)の算定不可。

# 歯周病のガイドライン2015

 手 術

【口腔内消炎手術】
・ 原則として、同月内に日を異にして、切開と消炎後の抜歯が実施された場合、切開に係る口腔内消炎手術の算定を認める。【審査情報提供事例(支払基金)
・ 原則として、「萌出性歯肉炎」病名での、口腔内消炎手術にある「智歯周囲炎の歯肉弁切除等」の算定を認める。【審査情報提供事例(支払基金)
・  粘膜下に歯冠を触知するような萌出困難な歯に対して開窓術を行った場合は、同一初診中に画像診断がないものであっても、「J013口腔内消炎手術 1 智歯周囲炎の歯肉弁切除等」での算定を認める。【審査情報提供事例(支払基金)
・ 原則として、同月内において「Per,AA」病名で抜歯予定の消炎拡大と切開との併算定を認める。【審査情報提供事例(支払基金)

【歯槽骨整形手術】
・ 原則として、「Per→歯槽骨鋭縁」の移行病名において、同月内に日を異にして実施された抜歯手術と同一部位の歯槽骨整形手術の算定を認める。【審査情報提供事例(支払基金)

 歯冠修復・欠損補綴

【鉤歯削合】
・ 上顎総義歯の場合、下顎の局部床義歯作製時のレスト形成(鉤歯削合)は算定不可。

【補診】
・ Br作製で1日目形成、2日目印象の時、補診の算定は着手時(形成時)

カルテの作成 【カルテの作成の詳細

【文書の添付】
・ 歯科疾患管理料及び新製有床義歯管理料の算定において、患者に対し文書により情報提供する項目及び内容と診療録に記載する項目及び内容が同様のものであり、患者への情報提供文書が患者にとってわかりやすいものであり、かつ診療録に求められる歯科医学的な水準を満たす場合にあっては、患者に交付した情報提供文書の写しを診療録へ添付することにより算定して差し支えない。【平成20年4月改正疑義解釈その3

☆ 補綴時診断料算定時の記載: 製作を予定する部位、欠損補綴物の名称及び設計の主要事項を診療録に記載する。

レセプトの請求事務 【レセプトの作成の詳細

★ 110628: 第三者行為に係るレセプトの「特記事項」欄の表記について
 国保連事務連絡(平成23年6月28日)
・ 内容: 患者の疾病又は負傷が、第三者の不法行為(交通事故等)によって生じたと認められる場合
・ レセ電: 「コード:10」「略号:第三」

★ 100326: 保医発0326第3号
平成22年3月26日
「診療報酬請求書等の記載要領等について」等の一部改正について(57頁)
ナ電子情報処理組織の使用による請求又は光ディスク等を用いた請求により療養の給付等の請求を行う保険医療機関については、請求する各点数の算定日を記録して請求するものとする。
ただし、平成24年3月診療分までの間は、その記録を省略するものとし、本通知の各規定により「摘要」欄に算定日を記載することとされている点数については、各規定に従い、「摘要」欄に算定日を記載すること。

【摘要欄の記載】
・ 治療を行った部位が単独であり、かつ傷病名部位欄の記載から明らかに部位を特定できる場合にあっては、摘要欄への部位の記載は必要ないと考えて良い【平成18年4月改正疑義解釈その6

【レセプト病名】
・ 残根状態である永久歯についても、「C4 」を使用しても差し支えない。【平成22年4月改正疑義解釈その5
・ 全顎Pの病名の患者において、抜歯を行う歯の病名を新たに記載する必要は無い【平成22年4月改正疑義解釈その3

病 名

【カルテの記載】
・ カルテやレセプトにおいて、残根状態の永久歯についても「C4」の病名を使用しても可。(100611: 厚生労働省疑義解釈 その5)

領収書・明細書

【医療費の内容の分かる領収証の交付】
・ 項目毎の記載は点数でも金額でも可【平成18年4月改正疑義解釈その2
・ 一部負担金を徴収する際に、患者から「領収証は不要である」旨の意思表示があったため文書に署名を得て確認した上、領収証を交付しなかったが、後日当該患者が診療当日の領収証の交付を求めた場合、再交付の義務は無い【平成18年4月改正疑義解釈その2

【明細書の発行】
・ 明細書を希望しない患者の場合、その意向確認は書類で行う必要は無い【平成22年4月改正疑義解釈その1
・ 一部負担金等の支払いがない患者についても、明細書発行の義務はないが、明細書発行の趣旨を踏まえ、可能な限り発行されるのが望ましい【平成22年4月改正疑義解釈その1

その他

★ 081201: 第三者行為の保険治療 【参考
第三者行為による歯牙破折などの治療を保険診療で行うことは可能ですが、以下の点に注意が必要です。
(1) 患者(被保険者)は、第三者行為が原因で保険診療を受ける場合には、保険者にその旨の届出を行う必要がある。(下記 参考1)
(2) 保険医療機関は、レセプトの摘要欄に「第三者行為」と記載。(下記 参考2)

★ 030226: 未装着請求技工物の保管期間
 厚生労働省の指導では1年とされているものの、平成15年の北郡の講習会では、「(未)請求後3ヶ月保管/審査委員・海老名)との意見もある。又、茨城県保険医協会の資料によると3年(医療費の請求時効?)との見解もあり、当院においても平成15年2月より、保管期間を3年とする。

オンライン請求

★ 電子ファイル名
※ 送信ファイル名: RECEIPTS.HEN
※ 返戻ファイル名: RECEIPTS.UKE : ファイル名をRECEIPTS.CSVに変更してExcelで開く。

文書の発行

★ 歯科疾患管理料の文書の発行(平成24年4月改正)
【記載内容】
・ 管理計画の提供年月日
・ 患者又は家族が記入する歯科疾患と関連性のある生活習慣の状況及び患者の基本状況(全身の状態、基礎疾患の有無、服薬状態など)
・ 生活習慣の改善目標
・ 口腔内の状態(プラーク及び歯石の付着状況、歯及び歯肉の状態など)
・ 継続管理計画書においては口腔内の状態の改善状況
・ 検査結果(X線、歯周病検査など)の要点
・ 歯科疾患と全身の健康との関係
・ 治療方針の概要
・ 保険医療機関名、担当歯科医師名
※ 管理計画書の写しを診療録に添付
【発行時期】
・ 管理計画に変更があったとき
・ 検査により疾患の症状が一時的に安定したと判断されるとき(歯周病においては、歯周病検査により一時的に病状が安定したと判断される時)
・ 一連の補綴治療が終了したとき
・ その他療養上必要な時期
・ 少なくとも4月を超える日までに1回以上(ただし歯周病安定期治療を実施する間隔が4月を超える場合を除く)

参考資料集

■ 新しい入れ歯は作製後6ヶ月たたないと作り直しできません
有床義歯の取扱いについて(昭56.5.29 保険発44)(最終改正;平13.2.14 保医発39)
標記については,新たに有床義歯を作製する場合は,原則として前回有床義歯を作製してより6カ月を経過した以後とすることとした。
この具体的な運用については次のとおりとするので,周知徹底方について配慮願いたい。
1 実施の趣旨
 新たに作製した有床義歯は,相当期間使用に耐えるもので,主治医の指示に従わず転医し,6カ月以内において再度有床義歯の作製が行われ
る症例については,遠隔地への転居のため通院が不能になった場合,急性の歯牙疾患のため喪失歯数が異なった場合等の特別な場合を除いて,保険医療機関及び保険医療養担当規則(昭和32年厚生省令第15号)第21条六ロ(1X一)の「有床義歯は,必要があると認められる場合に行なう。」に該当しない取扱いとすること。
2 実施方法
ア 保険医療機関は,被保険者証の療養給付記録欄への所定事項の記載が可能な被保険者証については,当該記録欄に有床義歯の給付に関する記載を励行するとともに,新たに有床義歯を作製する場合は,原則として前回有床義歯を作製してより6ヵ月を経過していることとされていることに留意し、被保険者証で確認できない場合には、患者等に照会等を行うことにより、前回有床義歯を作製してより6ヵ月を経過しているか否かを確認すること。また、患者が理解し易いように有床義歯の取扱いに関するポスターを受付窓口等に掲示しておくこと。
イ 上記1の趣旨に沿っていないと認められる保険医療機関及び療養取扱機関に対しては,指導を行う等適切な措置を講ずること。
ウ 保険者は,被保険者にこの取扱いの趣旨の徹底を図ること。

■ 高齢者の歯周外科処置
 「歯周病の診断と治療のガイドライン」: 
13 高齢者と有病者の歯周治療
 患者がフラップ手術など侵襲の強い歯周治療に耐えられないと判断したときには,プラークコントロール,スケーリング,スケーリング・ルー
トプレーニング,歯周ポケット掻爬(盲嚢掻爬)などを中心とした歯周基本治療を行い,必要に応じてくり返し病変が進行しない状態で維持さ
せる。高齢者には電動歯ブラシの使用も有効である。
# つまり、検査データを踏まえ歯周外科処置が必要な状態でも、患者の状況によっては歯周基本治療の繰り返しが有効ということですね。

■ 歯周病が治らないと補綴処置を行えないということはない
 「歯周病の診断と治療のガイドライン」: 
 12 歯周病患者の補綴処置
しかし,すべての歯をこのような理想的状態にするのは困難であり,一部にポケットが残存するなど問題を残したまま補綴処置を行わざるを得
ない場合もある。このような場合は,補綴処置後の継続した歯周治療やメインテナンスが極めて重要となる。
# たまに、歯周病が治らないと補綴は認められないという解釈がでるとの話を聞きますが、このように問題を抱えたまま補綴処置を行わなけ
ればならないケースもあるんですね。

■ 診療報酬の算定方法: 青本(22年版)P14
【保険医療費は1点10円】
2 保険医療機関に係る療養に要する費用の額は、1点の単価を10円とし、別表第一又は別表第二に定める点数を乗じて算定するものとする。
※ 知らない間に9.9円とかになっていないか心配だったが、、、(^o^)
【1点未満の点数】
4 (要約)保険者に請求する金額に1円未満の金額が有る場合にはその端数金額は切り捨てて計算する。 → 歯科ではまぁ無いと思われますが。
【施設基準の届出先】
7 (要約)施設基準の届出を行う場合には、「地方厚生局長」宛てとする。ただし、県毎の事務所があるので、提出は県毎の事務所を通して行う。

■ (度重なる)スケーリングやSRPの必要性について
 「歯周病の診断と治療のガイドライン」: 
 (2)スケーリング,スケーリング・ルートプレーニング
 スケーリングおよびスケーリング・ルートプレーニングは,歯周治療の中でもプラークコントロールとともにさわめて重要な処置であり,歯周基本治療としては無論のこと,その後にも必要に応じて適時に行う必要がある。

■ 保険証(保険資格カード)の確認
 保険資格カードの保険資格確認は診療の都度行わなければならない。なお、従前の「一家に一枚の保険証の確認は」月に一度の確認という取り扱い。
出典: 
# 110625: 以前は、保険資格過誤の返戻などの取扱いにおいては月毎の確認のOKであったが、最近は資格喪失日を境目に厳密に判断されているようです。したがって、6月1日に初診で保険証を確認していた場合、6月10日に保険資格の喪失があり6月15日に再診した場合、15日に保険資格を確認してない場合には返戻の対象となります。

★ 071128: ブリッジの考え方2007の要点

# ブリッジの適用条件
 ブリッジによる補綴治療の適否は以下に示す条件によって定めることができる。
1 支台歯となる歯がブリッジによる補綴治療に適した本数存在していること。
2 支台歯となる歯は作製するブリッジの咬合負担等に十分耐え得る歯根および骨植であり、歯軸方向、位置、排列状態も適切であること。
3 支台歯は支台装置の作製が可能であること。
4 補綴すべき欠損部がブリッジによる治療を行うのに支障がないこと。
5 歯の欠損部の補綴装置にブリッジに適した配置、排列及び構造を与え得ること。
6 歯の欠損部の歯槽堤の退縮の程度及び状態が、ブリッジによる治療を行うのに支障がないこと。
7 対合歯との咬合状態がブリッジによる治療を行うのに支障がないこと。
8 口腔内の衛生状態がブリッジによる治療を行うのに支障がないこと。
9 患者の職業・習慣、食生活、受療条件などがブリッジによる治療を行うのに支障がないこと。

# 咬合力の負担からみたブリッジの適応症と設計
ブリッジによる補綴治療の成功・不成功を決定する大きな因子は各支台歯の咬合力負担能力であり、それは歯根膜の表面積に比例するものと考えられている。

# ブリッジの具体的設計
1 ブリッジの種類の選定
固定性ブリッジ、半固定性ブリッジ、可撤性ブリッジ
2 支台装置の選定
全部鋳造冠、前装鋳造冠、部分被覆冠、インレー、等
3 ポンティックの選定
完全自浄型(離底型)、半自浄型(リッジラップ型、偏側型、船底型)、非自浄型(鞍状型、有床型、等)
4 連結方法の選定
一塊鋳造法、ろう付け法、アタッチメント、等
5 使用材料の選定
金属、前装材料、等

# ブリッジの適応症の問題点
1 智歯を支台歯とする場合の問題点
2 遊離端(延長)ブリッジ設計の問題点
3 分割歯を支台歯とする場合の問題点
4 ブリッジの設計に関係する動揺歯についての考え方
5 犬歯欠損症例の考え方
6 3歯欠損以上の症例についての考え方
7 間隙が歯式上よりも少ない場合の考え方

★ 071128: 有床義歯のガイドラインの要点

# 新たな有床義歯を装着した場合の管理は、顎口腔系への調和と口腔機能の回復・維持が重要であり、以下の点に留意する。
生体との調和を主眼とした管理(調整・指導、概ね1 か月以内)
咀嚼等の口腔機能の回復を主眼とした管理(調整・指導、概ね2〜3 か月)
口腔機能の維持を主眼とした長期的管理

# 新たに製作した有床義歯装着後の定期管理
義歯装着後に調整や指導を行い、患者が満足した場合でもその後一定期間(6 か月を目途)を経過することによって、人工歯の咬耗や顎堤の吸収により、咬合の不調和や床の不適合が生じることがある。
また、わずかな不調和を患者が気付かずに放置することがある。したがって、義歯の長期使用のために定期的な検査を行い、異常があれば、それに対応した調整・指導を行うことが重要である。

★ 071128: リラインの指針の要点

# 定義
下顎位と咬合関係は正しいが、義歯床粘膜面の適合が不良となった場合に義歯床粘膜面を新しい義歯床用材料に置き換え、義歯床下粘膜との適合を図ることをリライン(reline、relining)または、床裏装法とも呼ばれる。

# 適応症
下顎位と咬合関係が適切であり、義歯床粘膜面の適合が不良な場合がリラインの適応となる。

★ 071128: スタディモデルの取扱いの要点

# 作製の時期
1 初診時
2 補綴治療又は手術等に着手する前
3 その他、特に必要とする時期

# 検査項目
スタディモデルの検査項目は治療目的によって異なる。
(1)歯列及び咬合状態
(2)歯肉縁上の歯冠、歯根の状態
(3)歯の植立方向
(4)歯の欠損部の状態
(5)軟組織の形態(顎堤、口蓋、歯肉乳頭、辺縁歯肉、小帯等の形態等、口腔前庭、瘻孔など)
(6)切開線等の手術手技決定

# 保 管
スタディモデルに患者氏名,印象採得日を記載して保管する。
* 治療終了後にスタディモデルの写真を撮った場合は保管に代えることができる。
* 通し番号とスタディモデル管理表などによる模型の管理も個人情報保護の点からは優れている。

# 廃 棄
スタディモデルは、患者氏名を削除した上で、医療廃棄物として廃棄する。

★ 顎関節症の疼痛に対する鎮痛薬
※ 効能効果に記載されていないが審査情報提供検討委員会で「顎関節症に対する鎮痛剤として認められているもの。
# ジクロフェナクナトリウム【内服薬】: ボルタレン錠、他後発品あり
# ナプロキセン【内服薬】: ナイキサン錠
# ロキソプロフェンナトリウム水和物【内服薬】: ロキソニン錠、ロキソニン細粒、他後発品あり

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